わが家は転勤や出産のタイミングが重なり、これまでに小規模保育園、認可保育園、幼稚園、こども園の4種類、合計5つの園を経験してきました。
タイプの違う園に通わせてみて、見学や実際の生活を通して気づいたことがたくさんあります。

保育園見学って必要?

行けるなら、絶対行っておくべき!
ネットやパンフレットだけでは分からない“リアルな保活ポイント”を、これから保育園を探すママに向けてまとめました。
この記事を読めば、自分の家庭に合った園を選ぶための視点が見えてくるはずです。
保育園・こども園・小規模保育園の違いとは?

認可保育園|安定と安心、でも入園は激戦
- 国が定めた基準(施設の広さ、職員配置、給食、運営体制など)を満たし、自治体から「認可」された保育園。
- 基本的には自治体を通して申し込み・入園調整を行う。
- 保育料は世帯収入に応じて決定(所得連動)。
- 利用できるのは「保育が必要と認定された家庭」(就労や病気・介護など理由が必要)。
- 定員が決まっているため、人気地域では“保活激戦”になることも多い。
先生の数が多くて安心感がありました。長男は、お箸の持ち方から鉛筆の持ち方など、保育園でいつの間にか教えてもらっていて助かりました。認可外に比べて倍率は高いので、希望の園に入れるか、結果通知が車でドキドキです。
認可外保育園|園ごとに特色いろいろ、保育料は高めになりがち
- 国の基準を満たしていない or 独自基準で運営している園。
- 許可制ではなく、届け出制(都道府県などに届け出は必要)。
- 自治体を通さず、園に直接申し込み・契約する。
- 保育料は園が自由に設定(高めな場合が多い)。
実際に通ってはいないですが、見学には行きました。転勤でどうしても年度途中から入園できる保育園を探していたため、認可保育園が入園できなかった時のために見学に行きました。園に直接申し込みであるため、空きがあれば入園できる可能性が高いため安心材料になりました。
認定こども園|幼稚園+保育園、家庭の働き方に合わせて利用OK
- 幼稚園と保育園の両方の機能を持つ園。
- 0歳から5歳まで通える園が多い。
- 文部科学省(幼稚園部分)+厚生労働省(保育園部分)+内閣府が所管する。
「幼稚園部分」:親が専業主婦(就労証明なし)でも通える。
「保育園部分」:共働き・就労証明が必要。
幼稚園部分の時間で通っているお友達もいるので、お迎え時間が15時頃から18時頃まで幅広い時間帯で保護者が出入りしています。うちの子は早お迎えに憧れが強く、予防接種などで早くお迎えの日はルンルンでした。
小規模保育|家庭的で安心、でも3歳で転園必須
- 0〜2歳児までを対象とした少人数の保育園。
- 定員は6〜19名程度。
- 認可事業のひとつ(=認可外ではない!)。
3歳以降は別の園に転園する必要がある(その後は保育園やこども園、幼稚園へ)。
先生との距離が近くて◎子どもの人数に対して、余裕もって先生の配置がしてあるため、手厚く保育していただけていました。トイトレも全任せで1歳でおむつ卒業できました。
ほかに、企業主導型保育や自治体独自で認証した保育施設などもあります。
保育園見学チェックリスト


実際、長男を会社の隣にある保育園に通わせたかったけど、見学に行ったら、通い始めの年度から移転することを聞いて諦めたこともあります。
保育園見学の体験談

候補の園をリストアップする
市のホームページやGoogleマップで、通いやすい園を探します。
自宅からの距離や職場への通勤ルートを意識してピックアップすると効率的です。
私は引越直前に、市のHPで一覧を見つつ、新居から自転車5分以内+駅近の4園を候補にしました。
園見学で比較する
先生や子どもの雰囲気、施設、持ち物や費用、役員などを確認。
チェックリストを活用すると、後から比べやすくなります。
- A園(公立保育園):持ち物は最小限で楽。ただし、毎年役員を担当しなければならない。
- B園(小規模):園長先生が丁寧に説明してくれて安心感あり。家庭的な雰囲気が魅力。
- C園(新設こども園):新しくてきれい&広い園庭。でも月額約2万円の管理費が必要。
- D園(こども園・家から一番近い):徒歩5分圏内と立地は最高。園見学は終了していてパンフレットのみ。在園児への先生の対応が少しドライに感じた。ただし園内でピアノや英語、ダンスなど習い事を受けられる。
働き方と送迎をシミュレーションする
「朝の預け → 通勤 → 夕方のお迎え」までを実際にシミュレーション。
フルタイムか時短かでも通えるかどうかが変わります。
電車で1時間の通勤を考えたら、フルタイムは物理的に厳しそうで、時短勤務を前提に考えました。
優先順位を整理する
「近さ」「雰囲気」「費用」など、家庭ごとに重視するものを決めましょう。
雰囲気は小規模園が良かったのですが、送迎のラクさを優先して徒歩5分のD園を第一希望にしました。
まとめ:保育園見学で「自分の家庭に合う園」を見つけよう

保育園・こども園・小規模保育園など、種類や特徴はさまざまです。
ネットやパンフレットだけでは分からないポイントも多いため、実際に園見学に行くことが何より大切です。
見学のときは、
- 先生と子どもの関わり方
- 延長保育や病児保育など、働くママ向けの制度
- 園児や先生の雰囲気
- 送迎のしやすさや立地
- 費用や持ち物の負担
などを意識してチェックすると比較がしやすくなります。
「雰囲気で選びたい気持ちはあったのですが、最終的には“徒歩5分で送迎ができる園”を第一希望にしました。実際に通ってみて、毎日の負担が少ないことが一番助かっています。」
保活に“正解”はありませんが、自分の働き方や家庭の状況に合った園を選ぶことが成功のカギです。
見学に行くなら、質問したいことを事前にメモしておくと安心ですよ。
 
  
  
  
  

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