【おすすめ知育絵本】5歳が楽しく学ぶ絵本5選

子育て
こぱんた
こぱんた

ねえ、おかあさん。

ぼくは、なにどし?

ぱん
ぱん

こぱんたは、いのしし年だよ。

干支ってっ知ってる?

こぱんた
こぱんた

しらなーーーい!

ぱん
ぱん

よし、教えてあげよう!

こんにちは、ぱんです。

とあるひ、こぱんた(5歳)から「ぼくは、なにどし?」と聞かれました。

母は内心、これはいいチャンスだ!と、思いました。

「週末に、干支の絵本を探しに行こう!」

こぱんたは小さいころから、絵本が好きです。

夜寝る前には、絵本の読み聞かせが習慣です。

本屋さんで、「干支のはじまり」を購入しました。

さあ、絵本でたのしく学ぼう!

絵本の紹介

十二支のはじまり

文:岩崎京子

画:二俣英五郎

出版社:教育画劇

あらすじ

昔々の年の暮れ、神様が動物立ちにおふれをだします。

「お正月の朝、御殿にくるように。来たものから順に十二番目までをその年の大将にする。」

動物たちは、我こそが一番乗りするぞ!と意気込みます。

足の遅い牛は前の晩から、ネズミと猫の駆け引き、猿と犬は喧嘩をしながら、

個性あふれる動物たちの競争が始まります…

 


こぱんた
こぱんた

子、丑、寅、卯~

言えるようになったよ!

絵本の読み聞かせが子どもに与える5つの効果 

絵本の読み聞かせは、子どもにとっても親にとっても、良い効果があります。

1、想像力・感性が豊かになる

子どもは、絵本の絵を見て、ストーリーを想像して、様々なことを吸収しています。

登場人物の表情から、気持ちや次の展開を想像することで、感性が豊かになっていきます。

2、集中力が高まる

読み聞かせ中の子どもは、絵本の絵と、親の読んでいる声を頼りに、その絵本を楽しみます。

そのため、視覚と聴覚を研ぎ澄ませることで、集中力が高まります。

抑揚をつけて絵本を読むと、さらに絵本の魅力を感じやすく、より効果的です。

3、好奇心を刺激する

絵本のなかでは、今まで経験したことのない様々な世界が広がっています。

空を飛んだり、植物や動物が話しをしたり、わくわくする場面が子どもの好奇心を掻き立てます。

4、語彙力が高まる

絵本には、子どもたちがまだ聞いたことのない表現がたくさん散りばめられています。

知らない言い回しや、聞いたことのないことわざなど、新しい言葉との出会いがたくさんあります。

5、心が安定する

読み聞かせは、親子のコミュニケーションとして、とても大切な時間です。

親の絵本を読んでいる声は、子どもに安心感を与えます。

また、膝の上・横に座る、布団の中で読むことで、ぬくもりを感じリラックスでき、愛情を感じることもできます。

絵本の良い聞かせは、子どもの心の安定に繋がるとともに、親子の絆も深めてくれます。

5歳 おすすめ絵本5選

1、きょうはなんのひ?


作:瀬田貞二

絵:林明子

出版社:福音館書店

親子のお互いを思いやる心づかいに、心温まる名作!

主人公のまみこは、小学校に出かける前に「きょうはなんのひか、しってる?」とお母さんに話しかけます。「しらなきゃかいだんの3だんめ」と、付け加えて玄関を出て行ってしまいます。

お母さんが、階段の3段目を見てみると、そこには手紙が置いてあります。

次々に手紙を見つけて、お母さんが最後に見つけたものは…?

そして、手紙には隠されたもう一つの秘密が…。

読み終えると、心がほっこり、そして、すごい!と感動しちゃいます。

ぱん
ぱん

私も、小さいころ読んで、とっても印象に残っている1冊です。

主人公の真似をして、弟と宝探しをしたな~。

2、だいずえだまめまめもやし


文:こうや すすむ

絵:なかじま むつこ

出版社:福音館書店

大豆と枝豆と豆もやしが、実は同じものだなんて

大人もびっくり。知ってるようで知らない大豆の秘密。

大豆は、どのようにして枝豆と豆もやしになるのでしょう?

読みながら「へえ~、そうなんだ。」と勉強になる一冊です。

ぱん
ぱん

この本を読んだ後、夜ご飯に納豆を食べていたこぱんたが、

これは枝豆と豆もやしにもなるんだね!と得意げに話していました。

3、たべもののたび


作:かこさとし

出版社:童心社

食育にもピッタリ‼

「からすのパンやさん」や「だるまちゃん」シリーズで有名な、かこさとしさんの一作です。

食べ物たちが、黄色い栄養素のカバンを持って、口から入り、栄養が吸収され、消化・排泄されるまでを旅する様子が5歳児にも分かりやすく、楽しく描かれています。

食べることは、私たちが生きていくうえで欠かせないとても大切なことです。

絵本を読んで楽しむことはもちろん、「この野菜にはどんな栄養素がふくまれているのかな?」、「これを食べたら元気になるね。」と、子どもとの普段の食事も楽しくなります。

こぱんた
こぱんた

タマネギをたべたら、ちがさらさらになるんだよ。

ぱん
ぱん

何で知ってるの?

こぱんた
こぱんた

ほいくえんのせんせいが、おしえてくれたんだ!

ぱん宅では、こんな会話をしています。

4、ふたりはともだち


作:アーノルド・ローベル

訳:三木卓

出版社:文化出版局

教科書にも載っているロングセラー名作!

対照的な性格の2匹のカエルの、くすっと笑える、ほっこり友情物語です。

短編集のようになっており、季節を感じられるものが多いです。

小学校の教科書にも取り上げられている、とても有名な作品です。

ぱん
ぱん

私も小学校の教科書で読んだな~。

5、バスが来ましたよ

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バスが来ましたよ [ 由美村嬉々 ]
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文:由美村 嬉々

絵:松本 春野

出版社:アリス館

温かい優しさに触れ、ウルっとしてしまう、実話をもとにした物語!

全盲になった男性の不安なバス通勤。

ある日、小さなかわいい声で「バスが来ましたよ。」と女の子が教えてくれ、バスの乗降車を手助けしてくれる。

その優しのサポートは毎日続きます。

女の子が小学校を卒業しても妹に受け継がれ、次第に周囲の子どもたちにも広がっていきます。

優しさのバトンは10年以上も受け継がれたそうです。

子どもに読んであげたい、おすすめ絵本です。

ぱん
ぱん

この絵本を通して、こぱんズにも優しい気持ちを持ち続けてほしいな。

まとめ

楽しく絵本を読んで、教養や知識を身につけることができる。

絵本を読むことで、子どもの知育にも繋がります。

また、5歳といえば、自分でひらがなを読めるようになるころです。

絵本を自分で読むこともできますが、親が読み聞かせをすることで子どもに与える効果はたくさんあります。

親子のコミュニケーションの一環として、これからも毎日続けていきたいなと思っています。

デジタルが溢れているこの時代に、絵本はアナログな文化ではあります。

しかし、活字に触れ、静止画だからこそ膨らむ想像力。

絵本の可能性は無限大です。

ぜひみなさまも、子どもたちと一緒に絵本の魅力を再認識してみてください。

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