3回目の育休。きっと、私の人生で最後の育休になる──。
だからこそ今回は、赤ちゃんとまったり過ごして、少しは自分の時間もできるかな…なんて、ゆったりとした日々を思い描いていました。
でも、現実はまったく違っていて。
心の余裕どころか、頭の中は「復帰後の暮らしとお金の不安」でいっぱい。
通勤に1時間、保育園・学童の送り迎え、家に帰ればご飯・お風呂・寝かしつけ。
ワンオペで3人の子どもを育てながら、果たして仕事に復帰なんて本当にできるのか?
収入のこと、将来のこと、時間のこと。
気づけば、ゆっくり休むはずだった育休中に「このままじゃまずい」と焦り始めていました。
育休明けが怖い。「小1の壁」とワンオペ3人育児のリアル

正直、育休が終わって仕事に復帰することに、ここまでの不安を感じるとは思っていませんでした。
今までは、2人の子どもを保育園に預けてフルタイムで働いていた。大変ではあったけど、なんとか回っていたんです。
でも今回の育休は状況が違う。
上の子は小学生になり、保育園と学校のスケジュールはまるで別世界。
今まさに、「小1の壁」が立ちはだかっていると感じています。
育休中の今は、まだなんとかやりくりできている。
でも、これが仕事に復帰したあとも続けられるかと考えると、頭を抱えてしまうんです。
小学生、保育園児、そして赤ちゃん。
3人の予定を管理しながら、自分の仕事と家事を回すなんて、本当にできるのかな?
さらに問題は、タイムスケジュールの限界
通勤は、電車を乗り継いで片道1時間。
出社時刻は9時、退社は18時。
フルタイムで働こうとすると——
子ども2人を保育園に預けられるのは朝7時半から。
そこから出勤すると9時出勤にギリギリ間に合うかどうか。
仕事が終わって急いで保育園に迎えに行っても、着くのは19時。
さらに、小学生の長男を学童に預けていたら、そちらの迎えも必要。
保育園も学童も、延長保育にはそれぞれ料金がかかる。
じゃあ、時短勤務にしたらどうか?
たしかに、延長保育を使わずに済む。
けれどそのぶん、給料は2/3に減る。
時短勤務を選択しところで、
子どもたちは【7:30〜18:30】のフルマックスで保育園に通わなければいけない。
朝は送り出すだけでバタバタ、
夜は迎えから食事・お風呂・寝かしつけまでノンストップ。
朝も夜も、完全なるワンオペ。
子どもも、私も、一息つける時間はどこ?
1日が30時間あったらいいのに…。
「働かない」なんて無理。それでも、このまま復帰して大丈夫?

正直なところ——
「働かない」という選択肢なんて、私にはありません。
家のローン、子どもの習い事代、光熱費、食費…。
子どもが増えれば、支出もどんどん増えていく。
特別な贅沢をしているわけじゃない。
でも、ただ暮らしているだけで、毎月の固定費は膨らんでいく。
わが家の場合、夫の収入はあまり家計にあてられない状況で、
私の収入が、ほぼ生活の柱になっています。
だから、「働かない」という選択肢は、現実的にはほぼゼロに近いんです。
それでも、ふと不安になる。
この生活に「仕事」が加わったら、
私は本当にちゃんと回せるのかな?
フルタイムで復帰して、体力も気力もすり減らして、
そのうえで延長保育料まで払って——
いったい私は、何のために働いてるんだっけ?
って、立ち止まりそうになることもあります。
在宅副業=怪しい? それでも“副業”に踏み出した理由

「このままじゃ回らない」——
そう思った私は、ひとつの選択肢として“副業”に目を向けました。
もちろん、不安でした。
「副業って何をしたらいいの?」
「本当に自分にできるの?」
「そもそも在宅で働くって、そんな簡単な話じゃないよね…?」
私自身、SNSで“在宅ワーク”や“副業ママ”を見ても、
正直どこか「うさんくさい」「特別な人しか無理そう」って思っていました。
でも、それでも思ったんです。
「それでも、何もしないまま不安だけ抱えているより、動き出してみたい」って。
3人育児、ワンオペ、家計の不安。
日々押し寄せてくるタスクと責任。
それでも、自分に少しでもできることがあるなら、挑戦してみたい。
このまま流されていくだけの働き方じゃなくて、
“私の意思で選べる働き方”を見つけたい。
そう思うようになりました。
そして見つけたのが、ブログでした。
大きなことはできなくてもいい。
でも、文章を書くことなら好きだった。
「伝えたいことを言葉にして、誰かに届ける」
それって、営業の仕事でもずっとやってきたことだし、
「ぱんまる。」としてなら、正直な気持ちを誰かに届けられるかもしれない——
そんな風に思ったんです。
ブログという小さな一歩が、私の“働き方”を変えていく

「ブログを始める」という小さな一歩。でも、私にとっては大きな一歩だった。
「何から始めればいいんだろう…」
「ブログって今からでも稼げるの?」
「SNSで見る“在宅ワークで月収◯万”って、ほんとにリアルなの?」
そんな不安が、最初はいっぱいありました。
むしろ、「やってみたい!」という気持ちよりも、「失敗したくない」「時間を無駄にしたくない」という気持ちのほうが大きかったかもしれません。
でも、それでもやってみようと思えたのは——
このまま立ち止まるより、
たとえゆっくりでも前に進みたいと思ったから。
子どもたちと、もう少し心に余裕をもって向き合いたい。
自分の力で、少しずつでも収入を作れるようになりたい。
その未来のための第一歩が、「ブログ」でした。
もともと文章を書くのは好きだったし、
営業時代に「わかりやすい」と言われていた提案書づくりの経験が、今すごく活きています。
知識も経験もないけれど、
「自分の言葉」で「自分の経験」を発信することならできる。
だから今、こうしてブログという場所からはじめてみました。
完璧じゃなくてもいい。“ママ”と“わたし”を両方育てていきたい

正直、まだ副業で収入が生まれているわけではないし、
この先どうなるかなんて、わからない。
それでも、「何もしないで不安なまま過ごす」より、
「行動して、自分の可能性を信じてみたい」って、今は思えるようになった。
育休中の今は、
子どもたちと過ごせる貴重な時間でありながら、
私にとっても、“人生を見つめ直すチャンス”だった。
「ママとして」だけじゃなくて、
「私として」も、これからの人生を大切に育てていきたい。
完璧じゃなくても、
迷っていても、
疲れていたっていい。
同じように悩んでいるママがいたら、
一緒に、少しずつでも前に進んでいけたら嬉しい。
このブログが、
誰かの気持ちを、ほんの少しでも軽くできたなら——
そんな願いを込めて、
これからも「ぱんまる。」として発信していきます。
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